給与計算を行う部署に配属されたら、どんな資格を持っていれば有効に使えるのか。
給与計算に関わる資格について紹介してみましょう。
給与計算は、人を雇うようになったころからあったはず。そう考えるとはるか昔から給与計算の実務は、行われていたわけです。
まだPCがここまで普及する前、給料日前になると、総務や経理の給与計算担当者が夜中まで給与計算をしていたのはほんの20年くらい前の話です。
今ではPCは当然のごとくどんな会社にも普及しているので、昔に比べれば作業はかなり楽になっているため、資格は重要視されていないようです。
とはいえ、社内での地位を確立したり、転職・就職が有利にできますので、資格は取得しておいて損などありません。
給与計算をする人に、役に立つ資格は以下のようなものです。
- 給与計算実務能力検定試験
- 弥生検定 パソコン給与事務
- 人事総務検定
- 日商簿記検定 など。
「給与計算実務能力検定」は2級・1級と設けられていて、さらに更新が必要な資格です。常に最新の法令に基づいた知識を持って、給与計算ができるということをアピールできます。
「弥生検定 パソコン給与事務」は中級・上級と設けられています。会社で使っている給与ソフトが弥生ソフトなら、大いに役に立つ資格です。
人事総務検定(1〜3級)は、給与計算だけではなく、給与額の決定といった人事や総務に携わる人向けの資格で、日商簿記検定は経理事務の方に役に立つ資格でしょう。
企業に就職し、総務や経理の仕事をしたいと考えているのなら、給与に関わる資格は役立つものです。
また、
- 社労士
- 税理士
などの資格の勉強も、余裕があればしてみてはいかがでしょうか?
受験資格があれば、自分の能力を他に示すチャンスです。